1819年2月、東インド会社副総督であったラッフルズ卿が貿易港として開港し、中国福建省から初の移民船がシンガポールへやってきました。移民たちは、生活・仕事の拠点を着岸ポイントに近いチャイナタウンに築き、それが現在のチャイナタウンに繋がっています。かつては、インド系の移民たちもこのエリアに多く住んでいましたが、政府の政策によりセラーングーン・ロード周辺へ移動。リトルインディアと呼ばれるエリアがこの時確立しました。そしてチャイナタウンは、より一層中国色の強いエリアとして発展していくことになりました。
チャイナタウンは、異国風の、戦前のショップハウスが建ち並び、高級シルクのベール、伝統的な手工芸品、金や翡翠の宝飾品など、独自の商品を何年も行商してきた商人の拠点となっています。ユー・トン・セン・ストリートと、アッパー・クロス・ストリートの交差点という便利な場所にある巨大な中国系デパートの裕華国貨に足を運んでみましょう。お茶、漢方薬、食品、家庭雑貨、アンティーク、チャイナドレスなどの伝統衣装など、本物の中国製品の数々が揃っています。
短い時間で効率良く回って見学ができました。
各所での説明も詳しく、楽しく話してもらい大変良かったです。