ジェズ・ヌォーヴォ教会は、もともと、サレルノ王子のために15世紀に建設された、サン・セヴェリーノ宮でした。売りに出された宮殿をイエズス会が購入し、改修しました。イエズス会士の建築家ジュゼッペ・ヴァレリアーノらが基本設計を行い、敷地に建っていた15世紀の貴族の館を壊さず、外壁と門枠を保存しながら、教会にデザインし直しました。17年の年月をかけ、1601年に完成しました。ジェズ・ヌォーヴォ教会という名称には「新しいイエス」という意味が含まれています。
【外観】ピラミッド型にカットした石の頂点を、外側に向けて積み重ねたファサードを見てください。このファサードは、宮殿の外壁をそのまま利用したものです。白い大理石のレリーフで飾られた玄関の門枠は、フィレンツェ・ルネッサンス様式です。そこにバロック様式で、天使やイエズス会の紋章の彫刻が付け加えられました。【内部】身廊と2つの側廊が、大理石でできた美しく華やかな祭壇まで続いています。後方にある椅子に座れば、はるか上まで広がる素晴らしいドームを見ることができます。天井は、細部に至るまで複雑な装飾が施され、バチカン屈指の宗教壁画に勝るとも劣らない美しさです。教会に飾られたフレスコ画や彫像、絵画は、全てキリスト教に関連するエピソードがあると言われています。玄関裏の壁には、ナポリ派の名だたる画家、フランチェスコ・ソリメナによる『ヘリオドロスの追放』(1725年)が描かれています。
乗り場もナポリ宿泊ホテルの近くに有り
解りやすく、問題ありませんでした。
二階バスで風も爽やかに受け市内を一巡し、今から見に行きたい行いところを
下見して、効率よく廻れました。
オーディをも日本語が有り助かりました。