特急列車サプサン チケット予約 時速250kmのロシア版新幹線！＜サンクトペテルブルク発モスクワ着＞
宿泊ホテルよりタクシーで5分、ボラれる事なくスンナリと駅に到着。手荷物検査を終えて9：00発のサプサン号へ。バウチャーは不要で各車両前に立つ車掌さんへパスポートを見せるだけでOK。私達は旅行の2週間程前に予約しましたが窓際でした。ビジネスマンも多く乗っており日本と違うのは携帯電話の着信音がやたら大きく、しかも頻繁に車両のあちこちで鳴り響く為、寝ていられません。
食事は3種類のメニューから選ぶ方式でオムレツが美味しかったです。サービスは手際が悪いのか元々そうなのか分かりませんが食べ終わった後にパンを配られました。
トイレは新幹線と変わらない様子でキレイでした
乗車時間が長く車窓からは何もない林ばかりで、時々出てくる民家に「ホントに住んでいるのだろうか」と暮らしぶりを想像したり、この無駄に広大な土地を手に入れる事になればどんな産業が出来るだろうかと考えたりしている間にもあちらこちらで着信音が鳴りイライラ。
旅に出てイライラするのは良くない、とまた車窓へ目を戻して何もない黒い土と林ばかりを見て心の整理をしました。また乗りたいかと聞かれれば答えはNOですね。全体的に新幹線の劣化版と言えると思います。
楽しみにしていたロシアの車窓でしたが、あいにく柱のところの座席にあたり、景色が十分楽しめませんでした。私たちの席は、9号車。座席は進行方向でよかったのですが、５３，５４番はちょうど柱のところにあたってしまい、窓側の席からは窓幅30センチほどの景色が首を90度回してみられる程度、通路側からはほとんど見えない状態でした。さらに、私たちの席の前が左右ともテーブル4人席で、そのうち右側に座った小さい子3人連れの5人家族がやりたい放題で、しゃべり通し、いたづらし通しで、気になって仕方ありませんでした。
やはり、料金は少し高くとも、１等車にすれば良かったと、反省しきりです。
