モエレ沼公園は、北海道札幌市の東区に位置している総合公園です。モエレ沼を中心に設計されている公園であり、AACA賞やグッドデザイン賞、赤レンガ建築賞などを受賞しています。公園内には様々なデザイン設計された施設や遊具があり、中でもガラスのピラミッドやプレイマウンテンなどは高い人気があります。機能的にデザインされてる公園のため撮影に使われることや、ツール・ド・北海道のゴール地点としても利用されています。
歴史
モエレ沼公園の歴史について、1978年モエレ沼はかつて危機を迎えており保全活動を内包した上で公園へ改造する計画が立ち上がったことがきっかけです。当初の計画段階では一般的な公園のように野球場などもある公園にする予定でありましたが、彫刻家であるイサム・ノグチが設計に関わることになり方向を転換し様変わりすることになりました。1995年には一部開園を迎え、その間にも工事は進められ1998年には開園式を行いました。
見どころ
モエレ沼公園の見どころは、彫刻家イサム・ノグチが設計した数々のデザイン建築や遊具、景観を堪能できることです。イサム・ノグチは計画に関わった1988年末に死去してしまいますが、彼の基本設計を受け継ぎ2005年まで工事を進めて開園を迎えています。ガラスのピラミッド「HIDAMARI」は施設としても楽しめる他、イサム・ノグチのギャラリーも楽しむことができます。プレイマウンテンや遊具の隅々にも感性が行き渡っており刺激を受けたい方にもおすすめできるでしょう。