【オンライン・アカデミー／ONYVA!】 Liberté-Eiffel 『自由の女神とエッフェル塔』*録画販売中

フランス政府公認ガイド。
現在旅行業界で働きながら、YouTubeにてルーブル美術館やオルセー美術館などの美術作品、パリの裏道散歩などを紹介している。

フランスの大学在学中に美術史を学び、その面白さに感銘を受ける。
美術史を知ることで見たことがある絵画や建造物が全く別のものに見える、その瞬間の快感を視聴者に伝える活動をつづけている。良質なミステリー小説のような、流暢でロジカルな解説が魅力である。

1995年生まれ。生粋のフランス人。東京で3年間暮し、2015年に帰仏。
コスプレやイラストを描くなど、クリエイティブな趣味を持つ。
漫画とアニメが大好きな個性豊かなパリジェンヌ。

ニューヨークにある自由の女神がフランスから寄贈されたものであることは知られていますが、パリにある自由の女神は、その返礼としてパリに住むアメリカ人がフランス革命100周年の記念に建てたものです。

1889年、フランス革命100周年の年に建設されたエッフェル塔は、1930年まで40年以上にわたって、世界一高い建造物として君臨しました。同年のパリ万博を訪れた世界各国の人々は、その高さと奇抜な見た目に驚いたと伝わっています。尚、日本の実業家・渋沢栄一が訪れたのは1867年のパリ万博で、エッフェル塔の完成前。渋沢がエッフェル塔を見ていたら、東京タワーのような建物が日本に建つのはもう少し早かったかもしれませんね。

1906年に完成した2層構造の橋。上をメトロ、下を車両や歩行者が通ります。当初はパッシー橋という名前でしたが、1949年、第二次世界大戦でフランス軍がドイツ軍を破った地名にちなんで改名されました。

セーヌ川の全長は、776kmにもなります。東京～大阪の直線距離が約400kmだから、その広大さは言うに及ばず。パリ市内では、両岸にノートルダム大聖堂やルーブル美術館など著名な建物が数多く見られ、エッフェル塔もその1つ。パリの歴史を穏やかに見つめてきた川の畔を歩きます。