プラサット・スゥル・プラットは12世紀末にジャヤーヴァルマン7世によって、バイヨン様式で建てられました。ジャヤーヴァルマン7世の治めた時代は、アンコール朝の最盛期とも言われています。102の病院を建設して、道路と宿駅を整備するなど、行った慈善事業は高く評価されて、政治家としての能力や人格を称賛された碑文も残されています。ジャヤーヴァルマン7世はアンコール・トムの他にも、タ・プロームやバンテアイ・クデイなどを再建しました。
プラサット・スゥル・プラット広場に12基の赤い塔が35m間隔で並んでいて、その様子はテラスからよく見ることができます。その高い塔がきれいに並ぶ様子から、当時の王の強さを感じることができます。この塔はラテライトでできており、まぐさ石以外には彫刻が見られません。12基の塔は、崩れかかっているものもありますが、ひとつだけきれいな祠堂があり、日本のJSAによって修復されたもので、2005年に完成しました。他の塔も、考古学、建築学的な調査と修復が行われているところです。
ガイドさんの説明が分かりやすく、充実した観光ツアーとなった。運転手さんも親切。比較して申し訳ないが、昨日のガイドさんとは、力量の差があきらか。ガイドは選べないので、今回は運が良かったということか。
11月に友人と2人で初アンコールワットに行きました。ガイドの方の詳細な説明があり歴史や文化についての理解がとっても深まりました!
それなりに歩きますので、歩きやすい靴と暑さ対策は必須です。