【香港・レストラン予約】 「香宮(Shang Palace)」 ミシュラン2ツ星を連続獲得 広東料理！＜ディナー／カオルーンシャングリラホテル／尖沙咀＞の参加体験談 | 香港の観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)

庶民感覚的にちょっと微妙

地方暮らしで、普段から高級レストランとはほぼ無縁の生活をしています。そんな庶民夫婦が初めての香港、せっかくなので1食は贅沢をしようと、こちらのコースを利用させてもらいました。

一人1000HKD×2人分＝27,000円。庶民からすればなかなかの額です。ぐるナイのゴチの設定金額で見たことがある額です。

カジュアルながらドレスコードがあるということで、それなりに最低限の恰好をして行きました。緊張して。ただ、席について他のお客さんを見ると、野球帽をかぶっている人やTシャツ・短パンの人もいて、少々拍子抜け。なんか頑張った自分が恥ずかしくなりました。

ただ、そんなことよりも、肝心なのは料理です。

①北京ダック･･･普通に美味しいけど、感激はしない。
②燕の巣・帆立・衣笠ダケ入りスープ･･･あっさりして美味しいです。
③牛肉とアスパラガス・クコの実の炒め物（選択）･･･チンジャオロースみたいな味。
　鶏肉とエシャロットの黒豆味噌の土鍋煮込み（選択）･･･牛よりこっちのほうが美味しい。
④アワビと花椎茸のオイスターソース煮･･･一番単価が高そうですが、口に合いませんでした。
⑤炒飯のドリア　ロブスター添え･･･美味しいけど、ロブスターは普通。
⑥マンゴープリン･･･これが一番美味しかった。もっと食べたかった。

味は全体的にあっさりとして、日本人でもすごく食べやすい、和食の味付けに近い中華料理です。量的には丁度良い感じでした。
しかしながら、食通でもない、ただの庶民からすると、「これが1万3500円」というのが正直な感想です。違いがわかる人には素材の良さ、絶妙な味付けがわかるのかもしれませんが、私たち夫婦は残念ながらよくわかりませんでした。

コース料理というのも微妙でした。なんだか観光地で団体客向けの料理を無機質に出されているような感じて。隣の席は、品格の良い現地の初老女性と中年女性の2人組でしたが、アラカルトで5品くらい注文し、ウエイターにあれこれ質問しながら、楽しそうに食事をされていました。

たぶん、アラカルトのほうが、価格的にもお得なような気がします。

まあ、現地の言葉も料理名もわからない身としては、コース料理は安心感がありました。何事も経験。今度はアラカルトに挑戦してみたいです。