5度目の釜山旅行、市内観光や慶州ツアーなどはひと通り体験し、
今回はどこで何をしようかとさんざん調べた結果、この「浦項日帰り欲張りツアー」を発見!
初めて耳にした「ポハン」という地名に不安を覚えつつも、思い切って申し込みました。
... 続きを読む当日、予定通りの時間8:00ぴったりにガイドさんが迎えに来てくれました。
(タクシーでもたどり着くことができない、わかりにくいレジデンスのため一安心。)
参加者は我々2人だけで、座り心地のよいワンボックスカーを貸切状態。
釜山から浦項まで約2時間。早朝に出発しても車中で十分な仮眠がとれますよ。
浦項運河の船着場では待たずに乗船できました。
戻ったときは大勢待っていたのでラッキーな走り出し。
40人乗りの船で40分間のクルーズ。17人乗りの小型船になる場合もあるそうです。
船員のおじさんによる韓国語のガイド付きで、韓国人のお客様たちは始終大爆笑。
我々のガイドさんが一生懸命通訳をしてくれました。
ここでは飛んでくるかもめにえさやりができます。えさのかっぱえびせんは乗船前に購入。
現代アート、韓国最大の製鉄所や世界一?の造船所を眺めながら船は進んでいきます。
次は近くの浦項魚市場へ。魚類以外の食材や食器、韓方薬の材料も売っています。
ガイドさんに通訳してもらい、干しダラ(ブコクスープの材料)とたこのおつまみをゲット。
とってもお買い得で、あとからもっと買っておけば良かったと後悔。
11:30昼食。ムルフェの名店へ。ムルフェとは刺身のビビンバか?
魚介(白身魚、なまこ、あわび)のどんぶりにご飯とそうめんを入れて、
お刺身ソースで混ぜ混ぜして食します。梨のさっぱりした甘みもあって美味しかった。
日本人にも食べやすいようにと、ご飯と魚介を分けて出してくれるよう、
ガイドさんがお店に頼んでくれました。
ここでも、店を出るころは待っているお客さんがいました。
テレビで紹介されたことのある人気店だそうです。
九龍浦近代文化歴史通りへ。
ここは戦前に瀬戸内海の貧しい猟師さんたちが、良い漁場を求めて命がけで海を渡り、
さば漁で財を築いた場所です。
そして、敗戦をむかえて、日本人たちが全てを失った悲しい歴史の街でもあります。
着物姿の韓国の女性たちが観光していました。昔、ドラマの舞台にもなったそうです。
最後に日の出公園へ。
ここは朝鮮半島最東端の海で、虎の尻尾と呼ばれている初日の出のスポット。
10万人以上がここに前日入りして雑魚寝するとか。
岬からは怖いくらい美しい海が広がります。
大きな手のオブジェやオリンピックの炎の種、展望台など見所がいっぱい。
韓国の時代劇好きの私には、延烏郎(ヨンオラン)と細烏女(セオニョ)の伝説に惹かれました。物語はガイドさんから聞いてくださいね。
日本に縁の深い浦項を周るには、一日でこれだけたくさん満喫できるツアーが絶対にお勧めです。帰りは希望の場所で降ろしてくれるようです。
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