韓国でショッピングをするなら東大門エリアは外せないポイントとなってきます。眠らない街と言われるだけあり、ここではたくさんの洋服、小物からバッグまでいろいろ揃い、朝まで営業しているお店がとても多い場所でもあります。東大門市場は衣装関係の巨大卸売市場なのです。場所は地下鉄2・4・5号線トンデムンヨクサムンファコンウォン(東大門歴史文化公園)から直結しています。大通りを挟んで向かいにあるファッションビルのミリオレやグッドモーニングシティの前から地下通路でも向かうことが可能です。
歴史
そして2014年には東大門デザインプラザ(DDP)が東大門運動場の跡地に誕生しました。それまでは夜になると東大門エリアの華やかなビルとは反対に大通りを挟んで静かなイメージがあった運動場ですが、かつては野球や競技を盛んに行った場所でもありました。もともとこのあたりには、朝鮮時代に造られたソウル城郭や訓練院などの軍事施設もあった場所で、歴史ある伝統見物と最先端の現代複合文化施設が融合、月日を費やし完成した新ランドマークとなります。
見どころ
建物自体とても広く、エリアは大きく分けてデザインラボ、ミュージアム、アートホール、東大門歴史文化公園、デザインマーケットの5つに分かれています。デザイン性に優れたこの建物は2020年東京オリンピックのメインスタジオの設計にも携わっているイラク出身の建築家、ザハ・ハディット氏が担当しています。デザインラボのライブラリーでは読書を楽しんだり、グッズショップが展開されています。ミュージアムでは緩やかなカーブを描いた遊歩道や新しくもどこか自然を感じる階段など歩いていくうちにいろんな発見ができます。東大門歴史文化公園では80年余りの歴史に幕を閉じた東大門運動場の歴史や運動場跡から発掘された遺物を見ることができます。デザインマーケットはファッションビル側の地下に位置し、洋服、コスメ、コンビニなどもあり大変便利です。