ペナン・プラナカン・マンションはマレーシアのペナン島にある博物館です。ペナンのジョージタウンにある、ペパーグリーンの色をした建物です。元は19世紀末に中国富豪の邸宅として建てられたもので、現在は当時のインテリアや陶磁器などの美術品が飾られていますペナン・プラナカン・マンションを訪れることで、当時のプラナカンの文化を知ることができる建物となっています。
歴史
プラナカンとは17世紀あたりからマラッカ、ペナン、シンガポールに移住してきた中国系の人々を指します。プラナカンは貿易などで繁栄し、富豪になる人がたくさんいました。ペナン・プラナカン・マンションは19世紀に当時の富豪だったプラナカンのチュン・ケンキーの邸宅として建てられました。部屋には当時の富豪の東西から集められたインテリア家具が置かれています。富豪の家族の写真も見ることができます。その他、プラナカンの歴史の写真などが飾られています。
見どころ
ペナン・プラナカン・マンションに飾られているインテリアは、天蓋付きのベッドなど家具や食器がどれも豪華で当時の富豪の生活をうかがい知ることができます。部屋の中に置いてある美術品や装飾品は華やで、東西の文化が入り混じったエキゾチックなもので、プラナカン文化がどういうものなのかを知ることができます。また、ペナン・プラナカン・マンションはシンガポールのドラマの撮影にも使われたことがあり有名な観光スポットの一つです。
