フランスのノートルダム大聖堂の、1233年ルイ8世から1824年シャルル10世まで、歴代国王の戴冠式を行った大聖堂です。ゴシック様式を代表する建物として有名です。サン=レミ旧大修道院は、1000年ごろにローマ教皇レオ9世が聖レミに捧げる目的で建造されたバシリカ式教会堂です。ト宮殿は、1498年から1509年に建造された大司教の館で、平面図がT字型をしていたことからその名がつけられました。1972年以降、様々な大聖堂や戴冠式に関わりのある品々を展示する国立博物館となっています。
ノートルダム大聖堂の、正門入り口の彫刻や彫像は見応えがあります。特に西正門入り口の聖母マリアの物語を描いた、微笑みの天使の彫像が有名です。北側の最後の審判、南側にある12人の弟子の物語を描いた、壮麗なステンドグラスと彫刻は圧巻です。サン=レミ旧大修道院の、ロマネスク様式の身廊や翼廊は、教会内で最も古いものです。12世紀のステンドグラスや、聖レミの歴史を綴ったタペストリーなど歴史的芸術的価値が高いものが現存しています。ト宮殿は、1972年以降国立博物館となっていて、タペストリーなど大聖堂に関わる品々が見どころです。
普段飲んでばかりで、作るところなんて見もしませんが。行ってみるものですね。見学時の説明は英語ですが、その前に日本のガイドさんが懇切丁寧に説明していただいたおかげで、よい時間を過ごせました。ありがとうございました。