シュヴェルニー城は、もともと水車小屋でした。その水車小屋があった場所に1634年、アンリ・ユローによって現在の城が造られました。これまでの城主は、ほとんどユロー家一族であり、外観は当時の状態のまま保存されています。1765年には城の内部の大改修も行われました。1802年にフランス革命の影響で、一時的にユロー家は、この城を手放しましたが、1824年に買い戻しています。1914年には、城の一般公開をはじめ、内装や家具、タペストリー、芸術品などを見ることができるようになりました。
シュヴェルニー城は、左右対称の均整の取れた外観が特徴的です。アンリ4世の天蓋付きベッドや、17世紀フランドルのタペストリーなどが展示されていて、見ることができます。建物の正面には、ローマ歴代皇帝の彫刻が飾られていて、見ごたえがあります。また、このシュヴェルニー城のあるロアール渓谷流域には、古城が数多く点在しています。2000年には、「シュリーシュルロアールとシャロンヌ間のロアール渓谷」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録されていて、観光客が集まっています。
色んな国の人達とミニバンに乗って行きます。ガイドはいませんが画期的なオーでペンが補完してくれます。聞きたい言語を選択してお城を選べば自分の好きな時に解説が聴けます。運転手が出発時間になっても来なかったのは減点です。