プロムナード・デ・ザングレとは仏語で「イギリス人の散歩道」という意味があります。約3.5kmに渡って続くビーチ沿いの道で、車道の脇が幅広い遊歩道となっています。ニースを代表する高級ホテルやレストラン、カジノが集まっている華やかな通りでとても有名な場所です。朝日が昇る光景が、とても美しく、朝早くから、ランニングをする人など、ちらほらいます。また、プロムナード・デ・ザングレを簡単にプロムナードやさらに短くプロムなどと呼ぶ事もあります。この場所は、ニースに訪れた観光客が見にやってくる名所でもあります。
歴史
心地よい海岸遊歩道の構想に興味を抱いたニース市は、建設を大いに奨励し、遊歩道は当初、オック語プロバンス方言の変種であるニサール語でカマン・デイ・アングレと呼ばれていました。1860年のフランスによるニース併合後、海岸遊歩道はプロムナード・デ・ザングレという名称へ、変わりフランス語へ訳して改名されました。
見どころ
世界でも最も美しい遊歩道のひとつになるまでに、何度も拡張工事や改装工事によって、今日ではニース国際空港まで通じる、人気スポットにまでなりました。高級ホテルが周りにたくさんあり、一度は贅沢をして、プロムナード・デ・ザングレが見えるホテルに泊まってみると絶景を独り占め出来ます。白い砂浜、綺麗な青いうみ。南国の象徴であるヤシの木など、絶景が広がっています。道を挟めばカフェやレストラン街なので、食事にも困ることはありません。