南部アイスランドへは長旅であり、また普段トレッキングや登山をしているわけでもないため、比較的レイキャビクから近く初心者でも登れるような氷河であるこちらのツアーにしました。
まずはホテル近くのバス停にお迎えがあり、その後バスターミナルで大型... 続きを読むバスに乗り換えます。バス停は、他社のバスも停まるためツアー会社を事前に確認しておくことをお勧めします。
大型バスが一杯になるくらい参加者が乗っていたのですが、氷河ハイキングに参加するのは私達二人だけで、どうやら他の方は南部を巡るツアーに参加されるようでした。ですので、氷河に着くと私達だけバスから降り、その間別の観光スポットを巡っていたようです。そのため、ガイドさんが休憩のタイミングで「昼食はここでしか買えないから、持ってきていないなら買った方がいいよ」「あなたたちは途中の氷河でバスを降りるよ」と声をかけてくださいました。が、氷河ハイキングが思いの外到着してすぐスタートでしたので、ゆっくり食べる間も無く…買ってすぐ食べておくとよいかもしれません。
スコーガフォスの滝は上から見られるよう階段があります。氷河ハイキングに備えて登りませんでしたが、結構な段数があり、登って降りるだけで大変そうでした。滝は近くまでよると水飛沫がかかってかなり濡れます。
ソウルヘイマヨークトル氷河に着くと、私達だけ降ろされいよいよ氷河ハイキングへ。バスを降りる際ガイドさんから、また◯時頃に迎えに来ると説明があり、氷河ハイキングのガイドさんに取り次いでくれます。ハイキングは10名程度のグループで、ガイドさんは英語で説明されますが、なるべく簡単な英語で話してくださいます。
ハイキングする際にはクランポンを足につけるため、靴は足首までカバーできるものを。また、ハイキング中、突然雨が降ったり足場が濡れていることがあるため、撥水加工されているアウトドア用の服装をお勧めします。ハイキング自体は長時間・長距離を歩くわけでもなく、急勾配もないため初心者でも問題ありません。参加者もほとんど初心者で、年齢も様々でした。ただ欧米人は歩くスピードが速く、しばしば遅れますが必ず待っていてくれるので心配はいりません。氷河の上からの眺めはとても素敵です。氷河は年々減少しているようですので、非常に貴重な体験ができたと思います。
氷河ハイキングが終わると、既にバスが戻ってきており、セリャラントスフォスの滝へ向かいます。こちらの滝は滝の裏側を歩くことができますが、足場は不安定で、裏側まで行くとやはり濡れます。アイスランドの滝は水量と勢いが凄く、よく虹が出ていました。
その後スケジュールには含まれていませんが、水力発電をしているという滝を見学し、レイキャビクへ帰りました。帰りは行きと同じバス停に止まりますので各々降車していきます。
アイスランドの気候のせいか、外に長時間いることができず、バスの出発時間にはほぼ毎回全員揃っていて時間が遅れることはほぼありませんでした。また天候は変わりやすいので、アイスランドでは脱ぎ着しやすく、濡れてもよい上着があるとよいです。地元ガイドさんも皆そのような格好をしていましたので。
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