モンレアーレ大聖堂 (観光情報) | シチリア島観光 VELTRA(ベルトラ)
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モンレアーレ大聖堂

モンレアーレ大聖堂は、イタリア南部のシチリア島に存在する大聖堂です。ノルマン建築様式の代表的な遺産の1つとしても知られ、イタリアの指定保護文化財建造物にもなっています。総面積は6340平方メートル、これはイタリア最大の面積です。大聖堂、王宮、司教館、修道院が全体で1つの建設複合体の形を作っています。大聖堂は、内部が3廊式となっていて、回廊の保存状態は非常に良く、この種の建造物としては大変重要な現存例です。
歴史
モンレアーレ大聖堂の歴史は古く、1174年にノルマン朝シチリア王国グリエモル2世によって建設が開始され、その後1182年に完成しました。建設当時は、12個の塔を持つ非常に大きな壁に取り囲まれた司教宮と修道院がありましたが、現在はそれらの塔の一部はわずかに残っているものの、その他の建造物のほとんどは再建によるものです。しかし、僧房や食堂、回廊の部分の多くは、建設当時のまま現在もなお残っているのです。

見どころ
このモンレアーレ大聖堂の見どころは、何といってもやはり圧巻のモザイク画です。教会内部は、一部を除きすべての面が金の地に美しく鮮やかな色のモザイク画で彩られています。それらのモザイクは、それぞれの聖書の物語が描かれているのです。その中でも身廊部分には、旧約聖書が描かれており、ノア箱舟やアダムとイヴ、バベルの塔、カインとアベルなど、日本人にとっても非常になじみのある場面のモザイク画を見ることができます。

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モンレアーレ大聖堂は、イタリア南部のシチリア島に存在する大聖堂です。ノルマン建築様式の代表的な遺産の1つとしても知られ、イタリアの指定保護文化財建造物にもなっています。総面積は6340平方メートル、これはイタリア最大の面積です。大聖堂、王宮、司教館、修道院が全体で1つの建設複合体の形を作っています。大聖堂は、内部が3廊式となっていて、回廊の保存状態は非常に良く、この種の建造物としては大変重要な現存例です。