クレムリンは、ロシア語では「クレムリ」となり、「城塞」を意味します。中世ロシアにおいて、多くの都市は中心部にクレムリンを備えていました。モスクワのクレムリンの原型となる城塞は12世紀に築かれたと考えられています。クレムリンが築かれた場所はモスクワ川とネグリンナヤ川(現在は地下河川となっている)の合流点に面した天然の要害でした。モスクワの他に、ノヴゴロド、ニジニ・ノヴゴロド、カザン、アストラハンにあるものが有名です。しかし、日本で単に「クレムリン」と言った場合は、モスクワにある宮殿を指すことが多いです。モスクワのクレムリンはそれらのなかでも最も有名かつ壮大です。
クレムリンは、中世ロシアの都市の中心をなす城塞です。河川に面した高台に建設されることが多く,木壁 (のちに石または煉瓦の壁) によって囲まれていました。中世都市の多くはクレムリンを備えていましたが、なかでもモスクワが最も重要かつ有名で,その内部にはさまざまな時代の宮殿や聖堂が群立しています。モスクワのクレムリンは、南をモスクワ川、北東を赤の広場、北西をアレクサンドロフスキー公園によって囲まれたほぼ三角形の形をしています。総面積は約26ヘクタール。城壁に囲まれた構内には、大小新旧様々の宮殿(パラーダ)、聖堂建築、20の塔(バーシニャ)があります。
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クレムリン (観光情報) | ロシア観光| VELTRA(ベルトラ)
クレムリンは、ロシア連邦の首都、モスクワ市の中心を流れるモスクワ川沿いにある旧ロシア帝国の宮殿です。ソビエト連邦時代には、ソ連共産党の中枢が置かれたことから、ソ連共産党の別名としても用いられてました。現在も、ロシア連邦の大統領府や大統領官邸が置かれています。正面には赤の広場があります。城壁の総延長は2.25kmです。20の城門を備え、内部には様々な時代の様式による宮殿や大聖堂(寺院)があります。