太古の昔におきた火山の噴火によって噴出した凝灰岩が長い年月浸食されたことによってできた奇岩群が特徴的なこの地域の歴史は、遡ると紀元前までその記録の跡を辿ることができます。広大な地下都市は、古代ローマ時代イスラム教徒の迫害を恐れたキリスト教徒が逃げ込み、岩々を掘りぬくことで隠れることのできる居住スペースとして確保したことで形成されたといわれています。
【ギョレメ野外博物館】ギョレメ谷には30以上の岩窟教会があり、内部に描かれたフレスコ画などを見学できる博物館として公開されています。 【カイマクル地下都市】カッパドキアに残る地下都市の中でも最大級のもの。住居だけでなく、学校、協会、厨房やワイナリーまで備えられており、長期間生活するための設備が整っていたことがうかがえます。 【ローズバレー】夕日があたると赤く染まることから、ローズバレーと呼ばれている渓谷。季節や気候によって色を変える奇岩のパノラマは、一生に一度は見たい絶景です! 【ピジョンバレー】「鳩の谷」とよばれる渓谷。周囲の岩にあいている小さな穴は、鳩のための入り口です。鮮やかな青が印象的なトルコのお守りが装飾された「ナザールボンジュウの木」もこのエリアにあります。