日本円で一人当たり4万円近くの日帰りツアーでしたが、現地への往復フライト、素晴らしいガイドさん、想像以上においしいランチ、観るべき沢山の観光スポットではもっと時間も欲しかったのですが、日帰りゆえやむを得ません。なによりトルコの方(お名前は... 続きを読むフセインさん)でしたが日本語がとても達者なガイドさんが熱心に説明下さり大感激でした。他の日本人も一緒かと思ったら、私達家族三人だけでも親切丁寧でした。
ただ、こうしたツアーの定番で工程の最後には提携ショップにご案内、は覚悟してましたし、多分そのリターンでツアー料金を抑さえる努力の賜物と承知しております。ただ、今回は二か所あり、先に陶芸のセラミック工房、そしてその後に絨毯工房と回りました。どちらも驚くほどの親切な説明案内そしてチャイの接待を受け、案の定続いて案内されたのは広大な「展示販売所」でした。
セラミック工房では価格表示がUS$とあからさまな観光価格、執拗な説明にいよいよもって覚悟し、それでも気に入った皿もあり、$285は高いと思いつつ購入しました。
が、問題は絨毯です、もちろん終始紳士的な対応でしたが、私達三人(妻と娘)といっても実質私1人相手に男性が5~6人で対応し、次々と高価な絨毯を拡げ、達者な日本語で迫って来る始末。質の劣るウールからやがて目の詰まった高級絹製品まで出されれば、絹の輝きに驚くのは間違いない演出。幸い絨毯の品質と価格は多少でも知識があり、執拗に勧めてくる絨毯の品質にほぼ間違いはないでしょう。だからこそ、数十万円から100万円近くする買い物を迫られても迷惑そのもの。スペースの必要なインテリアでもあり、プランもなしに買えるはずもありません。中国や米国のお金持ちならいざ知らず、買わない言い訳を頭の中でグルグル考え、挙句「Sorry」と言う他ありませんでした。どうして客がSORRYって言わなきゃならないのでしょう?
バウチャーに記載の注意事項に『チップ金額目安:ガイドへ約EUR 30、ドライバーへ約EUR 20/1グループあたり』(単位はユーロですよ)と記されてます。そもそもこの高額チップの根拠も怪しく不審に思え出し、ツアーの終わりに一切こちらからチップに触れなかったせいか、「これで失礼します」とガイドさんは帰っていきました。
カッパドキア自体は素晴らしい価値があり、お薦めはしますがね。
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