ナンバー・ワン・ロイヤル・クレッセントは、イギリス・イングランド南部に位置し、ローマ支配時代には至る所に温泉が作られていたことから「風呂」の語源になった街でもある、バースにある半楕円形の建物・ロイヤルクレッセントの右端にある一角の博物館です。ロンドン・パディントン駅からバース・スパ駅まで約1時間半、バースの中心部からは少し離れた高台にあります。
歴史
18世紀は1767年から1774年にかけて、建築家・ジョン・ウッドによって建設されたもので、バースを代表するパッラーディオ様式の建築物です。イオニア式の列柱で飾られた半楕円形の美しい建物は、その名の通りクレッセント(三日月)のような曲線を描いており、そんな中「ナンバー・ワン・ロイヤル・クレッセント」と呼ばれる博物館の一角は、この建物が造られたジョージ王朝時代の美しい内装で統一されており、当時の生活をうかがい知ることができます。
見どころ
半楕円形の建物の前には、よく手入れされた緑豊かな芝生と青空が広がっていて、その庭園・芝生エリアでは旅行者や当地の人々の憩いの場ともなっています。ナンバー・ワン・ロイヤル・クレッセント内部では、18世紀当時の人々の生活が垣間みることができ、それぞれの展示の部屋には案内スタッフが待機していて、当時の暮らしぶりや召使との関係性などを解説しながら案内してくれます。列柱による半楕円形の美しい外観や、博物館内の当時の生活や優雅な内装を見て楽しみましょう。
