マウナケア山は、壮年期においては、山頂に巨大なカルデラがある楯状火山でした。 楯状火山とは、粘性が低い玄武岩質溶岩が噴き出して流れ、堆積していくことによりつくられる火山で、斜面の傾斜は緩やかなものとなっています。 20~25万年前くらい前に、壮年期から老年期へと以降し、溶岩は粘性が高くなり、噴火が爆発的なものとなりました。 現在は休火山となっていて、最後に噴火したのはおよそ4,500年前と思われます。
山頂への道は舗装されていないところもあり、またレンタカーの保険対象ではない道のため、ツアーに参加することをお勧めします。 暗闇が少しずつ明るくなっていき、雲海から太陽が姿を現す景色を楽しみたい人はサンライズツアーを、美しい夕焼けと、太陽が沈んだ後の満天の星空を楽しみたい人はサンセットツアーを利用してはいかがでしょうか。 マウナケア山の山頂は天候が安定している方ですが、気温は低いため、ツアーに参加する場合は防寒具を貸与してくれるところもありますが、自身でも長袖を用意したほうが無難です。
ツアーガイドの方は星座に関して非常に詳しく、丁寧な説明を聞くことができて、大変有意義な時間を過ごすことができました。
車で4200mのマウナケア山の頂に行けるだけでも素晴らしい経験ですが、それ以上にガイドの方の山だけでなく星座についての知識についていも驚きました。学校の先生よりもわかりやすかったです。ぜひ参加することをお勧めします。