がっかり。
投稿者: HIROMI, 2015/01/22 ピックアップからしてルーズ。10分過ぎて電話しなければと思ったところに迎えが来た。遠くから大きい声で呼び捨て。あごで「早くこっち来い」。私が短気だったらここで喧嘩だよ。小一時間もバスに乗り、着いた途端、説明ガイドは日本人なのにあまりの早口と大量の説明。あれで今後のすべてを理解しろというのは絶対に無理。昼食を引き換える場所と方法、私たちの会社はシャワーを4つ持っている、ということだけ記憶した。チップは専用封筒を渡され指示された。シーカヤックのガイドは「たとえ転覆しても自分は船を元に戻すことができるし、200kgの体重の人を引き上げて助けるから大丈夫」と安心感100%の言葉。しかし時間が経つと、ガイド付きツアーなのに「今日は自分は行かない」「お客さんだけ行きます」と。結局最終説明ではガイドも行くことに。かなりいい加減である。もちろん海まで自分たちが船を運ぶ。舗装道路はいいけれど、草や砂の上はかなり重たい。やっと海辺に到着し、水際に浮かべ乗り込むのに一苦労。ガイドの姿なんてどこにも見えない。とっととスタート地点にいた。水際からスタート地点までもけっこうな距離がある。スタート地点に行くまでは自己責任なのだろうか?もしかしてあの早口の説明はこのせいだったのか?
結局全然知らないアメリカ人の手を借り、ガイドではなく彼らの力で私たちは漕ぎ出した。やっとスタート地点に着いたら、後はひたすら漕ぐだけ。ガイドなどいようといまいと関係ない。転覆しないように漕ぐだけだ。無事に無人島に着き、島を一周。ガイドはここであれこれ説明してくれた。帰りはまたひたすら漕ぐ。スタート地点が見えガイドは「私が陸に着いてから漕いで来て」と言う。最初と最後は難しいからガイドが先なのだろうと納得し、言われた通りに漕ぎ出した。どこかで「転覆しても助ける」ということばを信じていたのかもしれない。
そして私たちは転覆した。すべてのものが逆さになり、右も左も上も下もわからない。でも助けは来ない。船を元に戻す? 体重200kg? そんなことばが空々しい。
シーカヤック直前にツアーのその店で買ったばかりの高いシャツも帽子も流された。あまりに頭にきてしばらく海から出なかったらやっとガイドはやってきた。「最低」のことばしか出なかった。本当は「このツアーのすべてが最低!」と言いたかった。砂だらけで水浸しのまま重い船を運ぶ。ガイドなんてずっと先を行ってしまった。店に着いたらとにかくシャワーを探した。4つあると自慢していたシャワーがわからない。仕方ないので聞いたら「そこ」と指差された。腰の高さもない外にある一本の水道管に間隔のない蛇口が4つ。その1つにホースがつながっていた。
よくビーチの入口にある、砂を落とすためのシャワーは最高級だと知った。目の前にあるものは頭や顔の砂など落とせない。足の砂落としが精いっぱい。そんな状態なのに、朝はあんなに遅れたバスが待機している。早口日本人ガイドは「急がなくていい」と言いながら時計を何度も見てバスの乗り口にピタッといる。ベチャベチャに濡れたまま荷物をぐちゃぐちゃに突っ込み走る。75才のおじいちゃんもいるのに…。忘れ物がないのかもさえ確認できない。こんなツアー、チップなんて必要ないと今でも思っているが、家族は相場以上のチップを専用ポストに入れ、さらに日本土産まで渡し、どこまでお人良しなのかと涙が出てくる。
人生で一、二番目に腹の立つ思いをハワイでするなんて思わなかった。
このツアーは、どれをとっても満足できるものは何一つない。
評価: | |
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利用形態: | 家族 |
参加日: | 2015/01/08 |
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この度は、お客様にご満足いただけるサービスのご提供ができず申し訳ございませんでした。ガイドの好意で撮影させていただいた写真についても、お客様のお手元に届かなかったとのこと深くお詫び申し上げます。現地催行会社へ確認いたしましたが、撮影データは保存されていないようでございます。お客様からの体験談は英訳し、催行会社へ連絡させていただきました。担当ガイドへも指導するよう申し伝えております。貴重なご意見をお送りいただき誠にありがとうございました。
VELTRA カスタマーサポートチーム