洞爺湖とは、北海道の虻田郡にある洞爺湖町から有珠郡にある壮瞥町まで広がっている湖です。日本の中では日本百景や新日本旅行地100選などに選定されるなど美しい風景と豊かな自然で高い人気があります。湖の面積は日本では9番目でありカルデラ湖としては道内の中でも3番目で国内3位となっています。湖だけでも高い人気がありますが,近隣には有珠山や昭和新山があることや洞爺湖温泉もあるため道内でも有数の観光スポットになっています。
歴史
洞爺湖の歴史は、約11万年前に火山の噴火が起こり洞爺カルデラが形成されたと考えられています。あまりにも大規模だったため、北海道を超えて東北まで火山灰が広がったほどです。この噴火が発端となり2万年前まで何度か噴火を繰り返した結果湖の形ができ、有珠山も誕生したと考えられています。一時期は湖の水質変化などが問題になったが中和事業などが功を奏して回復しました。2009年には加盟申請が認められて洞爺湖有珠山ジオパークが世界に認定されました。
見どころ
洞爺湖の見どころは、豊かな自然の支笏洞爺国立公園と湖から見える中島を望む景色が素晴らしいです。湖面に映る中島は、天候によっても姿を変えるため訪れる毎に新しい発見があるでしょう。そんな風景を陸地だけではなく、湖の内側から楽しむことができる遊覧船もあります。その他にもビジターセンターや、成り立ちや歴史を知ることができる火山科学館もあるため、風景だけではなく違う角度からも楽しむことができます。