1897年に北海道国有未開地処分法が制定をされ、多くの方が本州から移住したのですが、その中にファーム富田の創始者、富田徳馬もいて、1903年に開墾を初めました。ファーム富田の由来はこの富田徳馬の苗字から来ています。徳馬の孫の富田忠雄が1953年に富良野一帯でラベンダーを栽培していた先駆者、上田美一のラベンダー畑と出会い、1958年から香料用のためにラベンダー栽培を始めました。1976年に日本国有鉄道のカレンダーにファーム富田のラベンダー畑が使用された事がきっかけとなり、徐々に観光客等が集まって来ます。1980年にエッセンシャルオイルを抽出して香水のフロムを発売し、7年後にはオリジナルの石鹸を販売しています。1990年にはフランスで行われたラベンダー芳香フェアの品評会で、ファーム富田のオジリナルエッセンシャルオ同時にイルのおかむらさきが1位を取り、オートプロヴァンスラベンダー修道騎士の称号を授与されました。2008年に、上野吉野町にファーム富田ラベンダーイーストを開園しています。
花人の畑では、球根の花々や、ビオラや、マリーゴールド等の四季の花を見る事が出来ます。花畑の向こうにラベンダー畑が広がっています。倖の畑は、ファーム富田の中央にあり4種類のラベンダーが咲き誇っています。彩りの畑では紫のラベンダー以外に、白のカスミソウや、赤のポピー、ピンクのコマチソウや、オレンジのカリフォルニアポピーと言った言った鮮やかな色の花々が斜面を虹色に染めています。トラディショナルラベンダー畑は、ファーム富田の原点であり、歴史の深いラベンダー畑です。斜面一面に紫のラベンダーが咲いています。