円山公園は、京都市東山区円山町にあります。周辺には、八坂神社や知恩院があり観光客で賑わっています。公園は、年中無休で、無料で、自由に入園できます。公共交通機関は、阪急電車河原町駅下車徒歩15分、京阪電車祇園四条駅下車、京都市営バスで祇園バス停下車徒歩15分のところにあります。円山公園は、八坂神社の一部で、明治維新以降、国に納められましたが、現在は、京都市が公園を管理しています。公園には、祇園枝垂桜があり、桜の名所として大変有名な公園です。
歴史
円山公園の土地は明治維新まで八坂神社(祇園感神院)や円山安養寺の境内の一部でしたが、明治の廃仏毀釈で1871年(明治4年)に土地が政府に没収され、1886年(明治19年)に公園が造られました。翌1887年(明治20年)には京都市の管轄に移され、京都市初の都市公園となっています。1912年(大正元年)には小川治兵衛により池泉回遊式の日本庭園が造園され、1927年(昭和2年)には円山公園音楽堂が建立されました。約3,000人を収容可能な屋外ホールとして現在も利用されています。
見どころ
【円山公園】京都東山にある公園で、国の名勝に指定され、「祇園枝垂桜」に代表される桜の名所として知られています。特に夜桜は人気があります。「八坂神社」や「知恩院」に隣接していて、参拝の観光客も多く、また地元の人の憩いの場でもあります。【八坂神社】八坂神社は賑やかな花街の祇園にありながら、鳥居をくぐると静謐で神聖な気があふれる別世界です。桜の名所としても知られ、春には800本を越す桜が境内に咲き誇ります。特に枝垂れ桜が見事です。夏の「祇園祭」は京都三大祭りにも数えられ、多くの観光客が訪れます。