戦後インディアン水車周辺の市街化につれ、そのダイナミックなサケの捕獲シーンを、一目見ようと、遡上シーズンには、徐々に見物人が集まるようになっていました。そこで、それに目を付けた千歳市が、このインディアン水車を街の観光名所とすべく積極的に事業を計画・推進した結果、出来上がった施設が、「千歳サケのふるさと館」でした。サーモンパーク千歳は、広大な無料駐車場を備え、水洗トイレや売店もあることから、ドライブの休憩所としても機能しており、鮭の遡上時期以外でも、休日を中心にかなり賑わっています。「サーモンパーク千歳」は2004年(平成16年)に道の駅として登録されました。
千歳サケのふるさと館では、サケの遡上シーズン中の捕獲見学はもちろんのこと、それ以外の季節でも楽しめるようにサケや北方圏淡水魚を、展示を目的としたミニ水族館や、ウグイ・ヤマメ等の魚が、間近で見られる川底の見学設備などを備えています。