北島三郎記念館は、北海道函館市末広町にあり、その名の通り北島三郎の記念館です。函館空港から車で約25分、JR函館駅から市電で約7分のところにあります。開館時間は9:00〜19:00、近くにははこだて海鮮市場か函館市文学館、金森赤レンガ倉庫などがあり、合わせて観光することができます。
歴史
開館は2002年12月。北島三郎が片道1時間半かけて通っていた函館西高等学校の近くに建てられました。北島三郎は、網元の長男として誕生しました。裕福な家庭でしたが、戦争のあおり、ニシン漁の不漁をうけ、厳しい時代も過ごしました。そんな中北島三郎は、苦労をしている親の背中を見て、親孝行をしたいと決意し、歌手を目指し上京しました。上京して約7年、苦しい時期を乗り越え、恩師に出会い、念願の歌手デビューを果たしました。北島三郎記念館では、そんな北島三郎の苦難から成功までのプロセスを迫力ある演出で展示し、感動と勇気を見る人々に与えています。
見どころ
館内では、北島三郎の50年のあゆみを展示しています。3つのゾーンに分かれており、2階がヒストリー・ゾーン、3階がシアター・ゾーンとなっています。館内の売店には、北島三郎記念館でしか買えない限定グッズもあり、ホームページでその一部が紹介されています。