その成立は、砂嘴上のトドマツ林が海水面上昇ないし、地盤沈降に伴う海水の浸食により枯死したものと見られており、1954年(昭和29年)の洞爺丸台風が、枯死を加速したとも言われています。ほとんどは樹齢100年前後のトドマツですが、それよりやや古いエゾマツも混じっています。年々、腐朽したトドマツの枯れ木が、風化・消滅しつつあるため、いずれは何もない湿原と化すと予想されています。
立ち枯れたトドマツ林の跡を散策するのが唯一の楽しみですが、湿原上に伸びるトドマツの林の風景は殺伐としており、不思議な光景を作り出しています。北海道の冷たい風に吹かれながら一面に広がる荒涼とした世界を見れば北海道だけでなく、地球の自然の大きなうねりを感じることができます。
1時間弱でコースを回ってくれるので、観光バスなので時間が限られている人におすすめ。当日予約も受け付けていまたが、当日は受付も混雑で混乱している様子だったので、事前予約必須です。
ソリに乗って風にあたるとかなり寒いです。
一人ではなかなか行けない所ですが、効率良く安心してまわる事が出来て、白鳥、オジロワシ、キタキツネに会えました!
また季節を変えても参加したいなと思いました。