神威岬遊歩道は、積丹半島にある岬、神威岬の付け根にある、駐車場から先端部までは尾根沿いに整備された、「チャレンカの道」と名付けられた遊歩道(770m 強風時は立入禁止)のことです。遊歩道が整備され、徒歩20分から30分ほど歩きます。遊歩道の高台からは、左手の行く手方向に起伏に富みダイナミックな景観を造る神威岬の景観が、右手には、「水無しの立岩」が望めます。先端部は、岩山がそのまま海へ落ち込んでいく断崖絶壁になっており、沖には神威岩という岩礁があります。遊歩道からの眺望は素晴らしく、念仏トンネルや、積丹ブルーの透明な海や、積丹半島の中心部の山、積丹岳・余別岳、神恵内村のジュウボウ岬・西の河原・窓岩などが見えます。また、先端から眺める水平線は、心なしか丸みを帯びて見え、地球が丸いことが実感できるでしょう。
見どころ
神威岬(かむいみさき)は、北海道積丹郡積丹町大字神威岬にある岬のことで、積丹半島北西部から日本海に突き出しています。ニセコ積丹小樽海岸国定公園に属しています。神威遊歩道最先端付近からは、周囲300度が見渡せ、水平線が丸みを帯びて見えます。積丹半島は、北海道で唯一の海中公園に指定されていますが、その海の青さは、「シャコタンブルー」と表現されることもあるようです。大海原へとダイナミックにせり出した神威岬の先端までは、駐車場から約770mの道のりです。両側に、日本海の雄大な眺めが広がる遊歩道、「チャレンカの小道」をたどっていきますと、20分ほどで周、囲300度の丸みを帯びた水平線を見ることができます。ここも初夏のエゾカンゾウが見事です。