豊平峡ダム(ほうへいきょうダム)は、札幌市南区定山渓、一級河川・石狩川水系豊平川の、上流部に建設されたダムです。国土交通省北海道開発局石狩川開発建設部が管理する、特定多目的ダムで、豊平川の治水、また札幌市の「水がめ」として、定山渓ダム(小樽内川)と共に豊平川ダム統合管理事務所によって、総合的に運用されています。高さ102.5mのアーチ式コンクリートダムで、北海道内では奥新冠ダム(新冠川)と、このダムの2基しかアーチダムは存在しません。ダム湖は、定山湖(じょうざんこ)と呼ばれており、支笏洞爺国立公園内にあり紅葉の名所としても著名です。
見どころ
豊平峡ダムの楽しみ方としましては、豊平峡ダムは、比較的観光客が行くにはそれほど大変な場所には所在せずに、割と簡単に行くことができます。また、豊平峡ダムは、観光客を目的に造られたものではありませんので、当然のことながら、観光地としての整備も不十分と言わざるを得ません。しかしながら、ダムというものは、人々の生活には決して欠かせないものです。そういった意味から、世間にはダムの観察や景観などを楽しむ方もいらっしゃるようです。そういった方々にとっては、比較的魅力的なスポットと言えるでしょう。また、結構大きなダムですので、周りは緑でいっぱいです。自然の中で人間が作った施設にいるというのもなにやら感慨深いものがあります。