現在金沢城のある場所には、1546年(天文15年)、加賀一向一揆の組織を支配していた大阪本願寺の拠点として、空堀や柵などを備える城郭寺院である金沢御堂が創建されました。金沢御堂には極楽橋があり、信者が念仏を唱えながら極楽浄土を願って渡ったといわれています。1580年(天正8年)、佐久間盛政が金沢御堂を攻め滅ぼして金沢城と改称し、1583年(天正11年)に前田利家が豊臣秀吉から金沢城を与えられ、1587年(天正15年)にキリシタン大名の高山右近を招いて改めて金沢城を築城しました。
【金沢城・極楽橋】金沢城の極楽橋は、金沢城築城以前の金沢御堂の遺構と伝わっている橋です。加賀は本願寺派の浄土真宗が盛んで、金沢御堂は一向一揆の拠点となっていました。その当時信者が念仏を唱えながら渡った橋と伝わり、近年復元されたものです。極楽橋越しに三十間長屋がきれいに見えます。【金沢城・三十間長屋】金沢城は何度も大火によって焼失しており、三十間長屋は1759年(宝暦9年)の宝暦の大火で焼失し100年後の1858(安政5年)に再建された建造物です。金沢城に唯一現存する江戸時代の長屋建築として国の重要文化財に指定されています。
昼とは違い人も少なく、静かでゆったりとした時間が流れる街は日中とはまるで違う別物の観光地と感じました。
いつも自家用車で観光をしている友人ですが夜のライトアップは初めてとのことですが 良かったと喜んでました。
金沢には蟹目当てで足を伸ばしました。観光は限られた時間で金沢の良いとこどりを狙った。
雨模様でしたが見所をプロの目で押さえてくれた。とてもお金では買えない時間でした。