小正醸造で焼酎職人になる旅！匠の技と至高の焼酎に酔いしれる＜日置市＞ by 仕事旅行社

☆「仕事体験シリーズ」って、こんな旅です。
「憧れだった仕事、自分の知らない世界の仕事を体験してみたい。」
旅行に行くような感覚で、憧れの職場を訪問、職業体験できるサービスです。
その道のプロが、新しい世界の扉を開くきっかけをつくってくれるでしょう。

こんな人にピッタリ！

---

・焼酎が好きな方
・焼酎造りやブレンドを体験してみたい方
・質の良い焼酎に出逢いたい方
・焼酎の楽しみをもっと知りたい方
・地元愛に満ちた会社で働いてみたい方

今回の旅先は、鹿児島県日置市にある小正醸造という焼酎製造所です。スタッフは常時約70名、パートさんなどを入れると120名にも上るという、大きめの規模の会社です。明治16年創業という長い歴史を持ち、主に芋焼酎を造り続けて県内外に多くのファンを持ちます。

小正醸造のもっとも大きな特徴は、自社農園と契約農家で育てた原料芋しか使用していないこと。植え付けから収穫、製造までを一貫して管理している信頼感は、何ものにも代えがたい価値を持ちます。使用する芋は、コガネセンガンという品種。採れたて新鮮な芋が持ち込まれると、すぐに水洗い、人の手で選別され、傷んだ部分は取り除かれます。このとき、質の低い芋は厳重注意とともに農家に返却されます。質の安定しない農家とは、契約解除も辞しません。しかし、高品質の芋は確実に買い取ります。

そうして互いに切磋琢磨し、原料と商品の品質向上を続けてきました。大規模な会社で、このようなスタイルで焼酎を造っているメーカーは、県内に二軒だけ。芋作りは自然が相手ですから、常時一定量の高品質のコガネセンガンを仕入れるのは、簡単ではありません。長い時間をかけて、農家との信頼関係を築いた小正醸造ならではの仕事です。

自然の恵みと匠の技の共演を体感する一日。

---

体験コースでは、蔵の作業を見て回り、焼酎の作り方の詳しい説明を受けます。畑や貯蔵庫も見せてくれます。昔から変わらない、人の手による作業が多く、繊細な酒であることがよく分かります。

しかし最後に案内されるのは化学実験室のような部屋。白衣を着た蔵人たちが、ビーカーやフラスコを手に何やら検査・測定をしています。ここは、できた焼酎のアルコール度数や味を、人の舌だけでなく精密な機械で詳細にテストし、品質管理をする部署。旅の最後に、この部屋で実際の測定を行い、利き酒、ブレンドを体験します。飲み比べてみると、同じ芋焼酎にもさまざまな味わいがあることが分かるので、自分好みの香りや味を見つけてください。

この旅でできること。

---

・焼酎製造家から直接学ぶ！
毎日おいしい焼酎を造り続けている蔵人から、その想いや技を学べます。さらに造っている蔵人ならではの焼酎の愉しみ方を、製造体験を通して学べます。

・焼酎の品質管理や利き酒を体験！
昔ながらの製法で造られた焼酎ですが、現場では安定した品質を保つため、最新の機械を使い品質を管理しています。そのやり方を体験しつつ、実際の味わいとともに理解するため利き酒を行います。

・オリジナル焼酎をブレンド！
飲み比べにより自分の好みが分かったら、実際においしい焼酎を調合します。シリンダーで測りながら、鼻と口で味わいながら、最も好みに合った味を追求。
できた焼酎は旅のお土産に！