長谷寺は正式には海光山慈昭院長谷寺といい、開創は古く奈良時代の天平8年（736年）と伝えられ、聖武天皇の御代より勅願所と定められた、鎌倉でも屈指の古刹です。寺伝によると、養老5年（721年）に二人の仏師によって三日三晩で二体の観音像が造顕され、その一体は大和長谷寺の本尊となり、残る一体は衆生済度の誓願を込めて海中へと沈められました。天平8年（736年）に海中に沈めた尊像が相模湾の海上に突如として顕れたため、長谷観音として祀られることとなりました。
長谷寺(長谷観音) の最大の見どころは、本堂（観音堂）の中にある本尊、十一面観音菩薩像です。像高9.18メートルもあり、国内の木彫仏では最大級の大きさを誇ります。ここでは、当寺独自の「長谷寺観音みくじ」を引くことができます。また、長谷寺(長谷観音)は、鎌倉八景のうち「長谷の晩鐘」と謳われた景勝地でもあり、見晴台からは由比ガ浜や三浦半島、相模湾を一望できます。眺望散策路には梅雨のころには40種類を超える2500株の紫陽花（あじさい）が美しく咲き誇ります。
ご担当頂いたドライバーさん、女性で細やかな配慮が随所にありました。
平日でも人が多い鎌倉、効率的に回ることができました。
