伏見の酒造りと日本酒の歴史や文化を紹介する酒の博物館です。明治時代、月桂冠発祥地に建造された酒造を改装し開設されました。京都市有形民俗文化財に指定を受けた酒造用具類6,120点の内、代表的な400点を常設展示されており、酒造工程に従って見学することが出来ます。月桂冠大倉記念館と館内に展示されている「伏見の酒造用具」は内蔵酒造場、月桂冠本社、月桂冠昭和蔵、旧大倉酒造研究所、松本酒造酒蔵、十石舟とともに「伏見の日本酒醸造関連遺産として近代化産業遺産の認定を受けています。
見どころ
昔の酒造りを工程順に見学することが出来、日本酒や伏見の歴史を感じることが出来ます。実物大の酒造用具模型がとても充実しているのが魅力です。また、見学途中では月桂冠の源となる湧き水を、見学後には「月桂冠レトロボトル吟醸酒」「玉の泉 大吟醸」「プラムワイン」の3種類のお酒を利き酒させてもらえます。オプションで要予約ですが、隣接する内蔵の中にある「月桂冠鮭工房」にて昔ながらの酒造でモロミが発酵している様子を見学することが出来ます。