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退蔵院

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京都の西に位置する妙心寺の山内には40余りの塔頭がありますが、退蔵院はそのうちでも屈指の古刹として知られています。退蔵院の名前の由来は、「退蔵」という言葉には、「価値あるものをしまっておく」という意味があるように、陰徳(人に知られないようにして良い行いをする)を積み重ね、それを前面に打ち出すのではなく、内に秘めながら布教していくということを示しています。アクセスは、京都駅からJR山陰(嵯峨野)線で花園駅にて下車し徒歩約7分です。
歴史
今から600年ほど前(1404年)、室町時代の応永年間に当時の京洛に居を構えた波多野出雲守重通が高徳のきこえ高い妙心寺第3世をつとめる無因宗因禅師への深い帰依によって、無因宗因禅師を開山として建立されました。これが退蔵院のはじまりです。そのころ妙心寺は足利義満の弾圧で名を竜雲寺と変えられ、 関山一派の人々も祖塔を去る悲運に見舞われました。無因宗因禅師は高徳を惜しまれて大徳寺へとの誘いがありましたが、固く辞して西宮の海清寺に隠棲し、ついに時の有力者たちに終生近寄ることがありませんでした。退蔵院は応仁の乱で妙心寺とともに炎上しましたが、1597年に亀年禅師によって再建されています。

見どころ
境内には、国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」(模本)や史跡名勝・枯山水庭園「元信の庭」、そして四季折々の景色が美しい池泉回遊式庭園「余香苑(よこうえん)」などがあります。退蔵院のはじまりは今からおよそ600年余り昔、室町時代のことです。妙心寺第三世無因宗因(むいんそういん)禅師を開山として京都市内の千本松原通あたりに創建されました。その後、妙心寺山内へ移転し、応仁の乱では妙心寺の伽藍と共に焼失しましたが、永正年間(1504-21)に亀年禅愉(きねんぜんゆ)禅師により現在の地へ再建されました。見どころは、紅しだれ桜が立つ「余香苑(よこうえん)」と狩野元信作庭の「元信の庭」の2つのお庭です。さらに国宝に指定されている「瓢鮎図(ひょうねんず)も見逃せないポイントです。

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