大徳寺の開祖である宗峰妙超は、1315年もしくは1319年に、洛北紫野の地に小堂を建立し、これが大徳寺の起源と言われています。その後の大徳寺は、貴族、大名、商人、文化人など幅広い層の保護や支持を受けて栄え、室町時代以降には、一休宗純をはじめとする名僧を輩出しました。1453年の火災と応仁の乱で当初の伽藍を焼失してしまいましたが、一休宗純が復興させ、近世以降も豊臣秀吉や諸大名の帰依を受けました。
南北に並ぶ、勅使門、山門、仏殿、法堂はいずれも重要文化財に指定されています。本坊の方丈庭園は、江戸時代初期を代表する枯山水です。方丈の正面には、聚楽第から移築した国宝に指定されている唐門があります。また、方丈内の襖絵八十余面はすべて狩野探幽筆で、これも重要文化財に指定されています。什宝には、国宝に指定されている、牧谿筆観音猿鶴図や絹本着色大燈国師頂相など、多数が残されており、現在では、10月の第2日曜日のみ公開されています。
永観堂・南禅寺・大徳寺 黄梅院・龍安寺が効率よく回れました。南禅寺の水路閣や龍安寺がとてもよかったです。次回もよろしくお願いします。
個人で行くと電車バスなど面倒なので良かったです。ただせっかく南禅寺まで行ったので哲学の道まで行きたかった。