醍醐寺は醍醐天皇と豊臣秀吉にゆかりが深い寺院です。貞観6年(874年)に、空海の孫弟子で修験道中興の祖といわれる「理源大師」が創建しました。当初は山深い醍醐山山頂部(上醍醐)を中心に修験道の霊場として発展し、後に醍醐天皇が自らの祈願時として厚く保護したことから、朝廷の財力で山裾の下醍醐にいたるまで壮大な伽藍が建造され醍醐寺は隆盛を極めました。その後応仁の乱などの戦乱で荒廃し、残ったのは五重塔のみになりましたが、豊臣秀吉が慶長3年(1598)に「醍醐の花見」と呼ばれる名高い花見の宴を催したことから、再建、復興が進み、今日の醍醐寺へと発展しました。
【醍醐寺】醍醐山ほぼ全山に広がる京都でも大規模な真言宗の寺院です。山の上の上醍醐は創建当時から修験道の霊場として開かれ、現在も西国霊場第11番札所として多くの参拝者が訪れます。山裾の下醍醐からは徒歩で険しい山道を約1時間登りますが、おすすめは桜の咲く春や新緑の頃、また秋の紅葉も見事です。下醍醐の金堂、五重塔、上醍醐の薬師堂、滝宮拝殿など、多数の国宝があります。また建造物のみならず、絵画や書画なども、多くの国宝や重要文化財を所蔵していて見どころ満載です。【醍醐の花見行列】豊臣秀吉が催した歴史に名高い「醍醐の花見」にちなみ、毎年4月第2日曜には「豊太閤花見行列」が行われ、全山を揚げての花見会が開催されます。
何処も桜が満開、風が吹くと桜吹雪が観れて、時期的にも最高でした。
各寺院でも、割と時間に余裕が有ったし、お昼のお弁当も美味しかったです。
桜の開花時期が例年より早めで、急遽申込んだツアーでしたが、楽しく過ごすことができました。
夜の紅葉ライトアップは、とても幻想的で素敵でした。コロナ対策もあり、黙食になっていましたが、精進料理もとても美味しくいただく事ができましたね!11月下旬という事で、夜は冷えます。なので、寒さ対策は万全の方が良いと思いました。