常寂光寺 (観光情報) (観光情報) | 京都観光 VELTRA(ベルトラ)
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常寂光寺

山の急斜面に位置し、石段の上から嵯峨野や京都市内が一面に見渡せます。境内を取り囲む塀のない寺としても知られています。市内の喧噪を離れた静かなたたずまいが、仏教の教えに登場する四土のひとつ、仏の悟りの世界を具現したという、常寂光土のような風情があることから名付けられました。高さ12m余りある重要文化財の多宝塔が目を引きます。京阪線嵐山駅から徒歩15分、京福線嵐山駅から徒20分の、小倉山の中腹にある日蓮宗のお寺です。
歴史
1596年に日蓮宗日禎(にっしん)の隠棲の地として開創された寺です。小倉百人一首の編纂をした藤原定家の時雨亭があった場所で、そのため歌を好んだ日禎がこの地を選んだと言われています。境内に時雨亭跡(石碑)もあります。本堂は戦国武将小早川秀秋の助力により、伏見城の客殿を移築したものです。多宝塔は江戸時代初期の1620年に、京都の町衆の寄進によって建てられたものです。全体が安土桃山時代の建築様式で統一されています。

見どころ
高さ12mの多宝塔は釈迦と多宝如来二つの仏を安置していることから、並尊閣とも呼ばれており、塔の正面に霊元天皇の直筆で「並尊閣」と書かれています。京都屈指の紅葉の名所です。寺の敷地全体が山の斜面に沿っていて、広い庭園のようになっています。およそ300本の楓があり、石段に散った紅葉、多宝塔周辺からの眺めが人気スポットです。花見の時期には山桜の大木が見事です。また、除夜の鐘を撞くことができるお寺の一つで、大晦日の夜もにぎわいます。

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山の急斜面に位置し、石段の上から嵯峨野や京都市内が一面に見渡せます。境内を取り囲む塀のない寺としても知られています。市内の喧噪を離れた静かなたたずまいが、仏教の教えに登場する四土のひとつ、仏の悟りの世界を具現したという、常寂光土のような風情があることから名付けられました。高さ12m余りある重要文化財の多宝塔が目を引きます。京阪線嵐山駅から徒歩15分、京福線嵐山駅から徒20分の、小倉山の中腹にある日蓮宗のお寺です。