延暦23年(804年)に編纂された社伝『止由気宮儀式帳』によれば、雄略天皇の夢に天照大御神(内宮祭神)が現れ「自分一人では食事が安らかにできないので、丹波国の等由気大神(とようけのおおかみ)を近くに呼び寄せるように」と神託したとされています。それは『大神宮諸雑事記』の第一「雄略天皇」の条に「即位廿一年丁巳」、雄略天皇21年のことだとあります。この信託を受け雄略天皇22年7月7日、内宮に近い「伊勢国度会の郡、沼木の郷、山田の原」の地に豊受大御神を迎えて祀ったのがはじまりとされています。
伊勢の中心にありながら、境内は平清盛が勅使として参った時に冠にその枝が触れたとされる古木「清盛楠」や、初夏には三重県花ハナショウブが咲き乱れる「勾玉池」などの自然が豊富に残され、非日常空間を形成しています。豊受大御神は天照大御神の大御饌(お食物・お食事)の守護神で、産業の守り神です。光を浴びる杉の木々が神々しく、御正殿を包み込んでいます。参道を歩いているだけでも、心が清められていく感じがします。
初めての伊勢神宮だったので、バスガイドさんの案内のおかげで楽しく参加できました。伊勢神宮の時間がもう少しあると良かったです。昼食は頼まずに食べ歩きしても良かったと思いました。
効率よく伊勢神宮の外宮、内宮と回れました。おかげ横丁での自由散策の時間も十分にあり、満喫できました。初めて行く人にオススメしたいです。