広瀬川、新川の2本の清流に囲まれ、深い緑の中に目を引く赤いレンガ造りの建造物。ここがNHK連続テレビ小説「マッサン」で話題になったニッカウヰスキーの仙台・宮城峡蒸留所です。「自然を大切にしなければおいしいウィスキーはつくれない」という竹鶴政孝(マッサン)の想いのもと生産効率よりも自然を守ることを優先させてできた工場です。工場へは車で東北自動車道の仙台宮城ICより国道48号線を山形方面へ約25分。電車ではJR仙台駅からJR仙山線作並駅まで約30分。土・日・祝日には駅から無料のシャトルバスが1時間に1本出ています。作並駅からは徒歩で約25分です。バスでは仙台駅前より作並温泉行きの市営バスで「ニッカ橋」下車で約60分です。
見どころ
豊かな自然に囲まれた宮城峡蒸留所は、まず目に飛び込んでくる景観から楽しむことができます。工場の敷地は20万㎡と広大で入口を入ると受付までがなんと600mも離れています。これもすべて計算しつくされた演出で蒸留所を訪れる人が鎌倉山をバックにしたレンガ造りの建物を見てもらうためで、入口を入ったらまずマッサンが宮城峡蒸留所へ来た人に見せたかった景色を楽しんでください。受付を済ませたらぜひ工場見学を。ガイドさんがウィスキーの製造工程やニッカウィスキーの歴史について丁寧に説明してくれるので見学の後の試飲もまた格別です。