教育資料館と同じく、明治時代に警察署庁舎として建てられた洋館をそのまま資料館として利用しています。全体はギリシャ建築となっていて、館内には当時の警察官の制服、帯剣や辞令などが数多く展示されています。当時の牢屋も再現されていて、県指定文化財となっています。この周辺を明治村と呼びますが、ここには多くの建物が残っていて、そのほとんどが当時の姿のままです。移設もされずに残っていて、ゆっくりと資料館や博物館をまわると更に楽しめます。
歴史
明治から現代にかけての制服なども展示しています。明治22年（1889）年に建築されました。昭和43年（1968）まで実際に警察署庁舎として実際に使用されていました。建物はその当時に目新しかったであろう木造の洋風の建築で、現在は2階に吹き抜けになっているバルコニーがあり、取調室、牢屋や留置所がまだ残されています。ここで疑似体験ができ、今では見ることができない旧式のパトカーや白バイに乗ることもできます。
見どころ
見どころは実際に明治時代に使われていた当時のまま残されている、留置所やオフィス、取調室や牢屋です。その当時を細かく再現しています。また、子供達は実際に白バイに乗る疑似経験などもでき、当時着ていた制服を再現した服を着て昔の雰囲気を味わうことができます。また、日本で唯一の警察資料館だということもあり、玄関の屋根の下には巨大な金色に輝く警察紋章が真っ白な壁に飾られています。所要時間も30分ほどで、全てをじっくり見てもさほど時間を割くことなく、全体をみることができます。
