旧中山道最大の難所と言われた旧碓氷峠は奈良時代から使われており、万葉集にもその名前が登場しています。鎌倉時代の源平盛衰記には、源頼朝が鎌倉を出発して木曽義仲を討伐するために大軍をひきつれてこの峠を通ったことが記されています。江戸時代には道が整備され、坂本宿、軽井沢宿などの宿場町が栄えました。しかしあまりに険しい峠であったため、明治19年に中山道は今の旧国道18号に移り、こちらの峠を碓氷峠と言うようになりました。
旧碓氷峠見晴台の見どころは、春から夏は緑、秋は紅葉、冬は雪で染まる山並みです。晴れた日の夕方は、外国人避暑客からサンセットポイントと呼ばれるほど美しい景色が堪能できるところです。見晴台にはベンチや四阿があり、疲れた体を休めることもできます。木で作られた県境の標識や置石があるので撮影スポットにも最適です。見晴台まで行く途中はせせらぎや鳥のさえずりが聞こえるので、自然の息吹が感じられます。朝は霧が多く、雲海が見られる日もあります。
タクシーで軽井沢の魅力巡りが出来ました。
ガイドさんもいい人で、ガイドブックに書いていない情報がたくさん出てきて、楽しかったです。