如己堂長崎の永井隆記念館についてです。大橋電停から徒歩10分ほど、如己堂バス停から徒歩1分ほどにあります。医学博士の永井隆博士が、白血病の療養をしていた施設になります。マルコによる福音書の己のごとく人を愛せよという言葉から建てられた施設です。派手さというよりも、永井隆博士の療養をしていた2畳ほどの質素な部屋が残されているだけの施設となります。永井隆記念館は永井隆博士の私財を投げ打って作られた図書館があります。
歴史
如己堂 永井隆記念館の永井隆博士の歴史としては、自ら被爆しながら医学に人生を捧げた医師として知られています。1945年8月9日、長崎に落とされた原爆により、妻を失い、その悲しみの渦中の中、白血病と闘いながら被爆者への救護を続けました。戦時中のため、医療救援物資が不足していたため、自身も白血病に羅漢してしまうのです。残された我が子二人をどうやって育てていくのか、残していくのかについて考えて、執筆をしていた医師の生活のありのままが残されています。
見どころ
見どころがあるのではないかというと、物見遊山という雰囲気ではなく、厳粛なカトリック教徒だった永井隆博士らしい生活ぶりが分かるのではないでしょうか。平和について考えさせられるのが特徴です。功績が讃えられていて、後世にもその名を知るものは少なくありません。名誉よりも、自分ができることを、自らの子供のためそして、医学のために尽力をした永井隆博士の生き様を知ることができるのではないでしょうか。浦上天主堂の近くにありますので、長崎観光の際に、長崎と共に戦争を知る機会となることが多いのが特徴です。