大神神社は拝殿を4代将軍徳川家綱が1664年寛文4年に寄進造営し、格別の保護を受けました。近年明治時代になると神道の祭祀で神に奉献する幣帛料を国から支弁される神社の官幣大社となり、生活全般の守護神、国造りの神様として全国から信仰に熱心な多くの人々が参拝に来られて賑わいを見せています。またこちらの大神神社は日本最古の神社の一つとして世界の人々に知られています。
大神神社は、町の中でも鳥居がよく見え判ります。この神社は、月次祭の中の神楽の奉奏では、4人の巫女が大神様を、近くに感じる祈りを捧げる神楽を、舞い奉納します。また三輪の神杉では、神棚に三輪のご神木の杉に紙垂を下げ、榊の変わりにお供えするもので、これを求める人が多く人気が絶えません。その他出産から始まり、初お宮詣などお子様にまつわる儀礼から、成人式、神様の前で粛々と行われる神前結婚式など大人になってからの儀礼など、人の一生にまつわる節目に行う儀式も行われます。その他昔から行われている建築工事にまつわる地鎮祭や、竣工祭などでは、神職が祈祷を奉仕するために現地まで出張をして行われています。
半日観光でしたが、ガイドさんの的確な説明、流暢な口調と聞き取り易さにとても快適な時間を過ごすことができました。
ありがとうございました