686年(朱鳥元年)、長谷寺は創建されました。天武天皇のために道明上人が、塔を建て銅板法華説法図を、納めたことが始まりと伝えられています。733年(天平5年)徳道が、観音像を造立し、747(天平19年)年に観音堂を建立されたのが、現在の長谷寺です。本堂から西の位置にある「五重塔」は、1954年(昭和29年)、戦後日本で初めて建設された五重塔で、戦没被災者慰霊のため建設され、昭和の名塔と呼ばれています。
塔の下に11月中旬から12月上旬には、周囲に西洋シャクナゲの見事な紅葉を見ることができます。「源氏物語」や「枕草子」、「更級日記」など多くの古典文学にも登場しています。とくに、源氏物語の「玉鬘の巻」の中に登場する、二本(ふたもと)の杉は、今も境内に残っていて、古典文学ファンから、最も人気のあるお寺としても有名です。 本尊である、日本で最も大きな木造の十一面観世音菩薩像は、高さ三丈三尺(約10m)あり、度重なる火災で炎上しても、頂上仏のみが焼け残ってきた、その凛としたお顔からは、気品と威厳が感じられ、訪れる人々を優しく見守っているようです。
この大和四寺を一日で回るツアーはなかなかありません。
各寺でお坊さんの案内・説明と念仏祈祷をやってもらいます。
食事もおいしいし、人に薦めたいツアーです