奈良時代末期、皇太子山部親王(後の桓武天皇)の御病気平癒の祈願が興福寺の高僧賢環など5人の高僧な僧侶によって行われ、卓効があったことから、室生寺は勅命により国家の為に創建されました。山林修行の道場として、法相や真言や天台などの各宗教を兼ね学ぶ寺院として独特の仏教文化がつくられるとともに、平安前期を中心とした多くの仏教美術を継承する一方、雨乞いの祈願も行なわれてきました。また、女人を厳しく禁制していた高野山に対し、女性の参詣を許したことから「女人高野」といわれ親しまれています。
平地が少ない傾斜地をそのまま利用して造られており、殆ど手を加えていない山岳寺院の典型的な伽藍配置となっています。石段を上がった所にある敷地には、金堂や本堂、五重塔などが散在しています。「女人高野」として親しまれてきたためか現在でも女性からの人気が高く、自然石が積み上げられた鎧坂の両側に咲く春の桜やシャクナゲ、秋の紅葉、やさしい表情の仏像や日本最小の五重塔など、女性の気持ちを和ませてくれるポイントたくさんあります。
初めての奈良でした。鹿が見たいと孫が言いますとドライバーさんが予定変更してくださり室生寺から東大寺まで走らせて頂きました。またコースには入っていない紅葉がたいへん綺麗なお寺も見学です。思い出残る楽しい旅を感謝します。
ドライバーさんもとてもきめ細かく対応して下さいました。
アクセスの悪い室生寺、長谷寺を
自由に散策出来、大満足!
又、違う季節に訪れてみたいと思います。