8世紀末に鑑真上人および弟子の如宝らにより創建され、江戸時代、明治時代に修理されてきました。1995年におきた阪神淡路大震災をきっかけとして、文化建造物の耐震性が懸念されるなか、1998年に金堂を含む唐招提寺が世界文化遺産となりました。文化建造物保存に対する関心が強まり、保存修理専門委員会が設置され、2年間建物調査が行われました。この結果を踏まえて、2000年より、約10年にわたり平成の大修理が行われました。この大修理は現代の建築技術を結集し構造の補強を行うとともに、数々の新しい発見を得ることができました。
南大門を入ってすぐの金堂は屋根の曲線、太く力強い柱などが美しく圧倒されます。中には9体の仏像が安置され、ひときわ目をを引くのが本尊の毘盧遮那仏象、薬師如来立像、千手観音立像の3体です。また4月から5月にかけての境内には鑑真の故郷の花である瓊花(けいか)という白い花が見頃となります。江蘇市揚州市の名花で、日本ではとてもめずらしい花です。蓮池は奈良の蓮の名所ともいわれ、6月下旬から8月上旬にかけて見頃となっています。鑑真の命日6月6日をはさんだ3日間だけ鑑真大和上坐像が特別開扉され、教科書で見たことのある、優しい顔の鑑真像をみることができます。困難をのり越えて唐より渡日した鑑真の存在と、お寺の古い空気が漂う雰囲気は穏やかな気持ちにされてくれる場所となっています。
奈良駅から少し離れる観光名所を効率よく回れました。とても良かったです。お昼ごはんもついていてお得でした。
説明が聞きたくて、また面倒じゃないので選びました。たくさんまわれ、知らないお寺まで行け良かったです。がっかりしたのは、昼食、釜めし屋さんなので、楽しみにいていたら、違う。