法隆寺の夢殿は、もともと聖徳太子の一族が住む斑鳩の宮があった場所といわれています。しかしその宮殿は、7世紀の中期に戦乱によって焼失してしまったのです。法隆寺の高僧である行信はこれを惜しみ、この場所に夢殿を含む上宮王院を建てたのです。この上宮王院が後に法隆寺に統合され、現在に至ります。つまり夢殿は聖徳太子を供養するお堂なのです。夢殿の形状からも、それが見て取れます。そして夢殿の内部には、聖徳太子の遺品などが集められているのです。
夢殿という呼称が定着したのは、平安時代になってからのことです。その由来は、「かつて聖徳太子が法隆寺に参籠し瞑想し、その瞑想の中で黄金でできた人物が現れる夢を見た」という伝承からです。十人の話を同時に聞いた、という伝説があるほどの人物ですので、おそらく実在したとすると非常に頭のよい人物だったのでしょう。その豊かな発想力から、このような不思議な夢を見たのかもしれません。この聖徳太子の夢の器こそが、夢殿なのです。聖徳太子という人物を偲びつつ、見学してみてください。
ドライバーさんやガイドさんの接客態度はとても良いものでした。
修学旅行以来の奈良ですが、じっくりと仏像などを観賞出来て満足です。
ありがとうございました。
個人で回りきれないと思いますがガイドさんの丁寧な説明でのお寺巡りと慈光院の住職のお話とお茶のもてなしも奈良の旅の思い出になり充分に満足のいく1日でした。
コ-ス設定上、止むを得ないかもしれないが、法隆寺は詳しく、薬師寺と唐招提寺はやや急ぎ気味だった。後半はやや消化不良気味に。出発を早め薬師寺と唐招提寺はもう少し時間が欲しかった。
冬の2月の旅寒いかと思いましたが、天候が良く暖かかったです。2月は観光客が少なく、古き良き奈良の都を感じるのに最適なシーズンかなとも思いました。