金堂の仏様は白鳳時代の薬師三尊像です。薬師如来は医王如来ともいわれ、医薬兼備の仏様です。人間にとって一番恐ろしい「死」を招くものは病気です。体の自由がなくなるのも病気なら、身の不幸や心の病も病気です。欲が深くて、疑い深くて、不正直で、腹が立ち、不平不満の愚痴ばかりいう、これはすべて病気です。応病与薬(おうびょうよやく)の法薬で、苦を抜いて楽を与えて下さる抜苦与楽(ばっくよらく)の仏様です。そのため人々に仰がれ、頼られ、親しまれていらっしゃいます。
歴史
金堂は享禄元年(1528)に豪族の戦火に巻きこまれ、西塔などと共に焼け落ちました。豊臣家が仮堂を建て、その後、金堂を再建するため本格的に取りかかる予定でしたが、豊臣家滅亡などの事情によって400年近く仮堂の状態が続きました。歴代の薬師寺住職にとって金堂の再建は悲願中の悲願でした。昭和42年(1967)に高田好胤師が住職に就任し、百万巻写経勧進による金堂の再建を提唱、全国を写経勧進に歩かれました。その結果、昭和46年(1971)に金堂の起工式を行い、昭和51年(1976)4月についに白鳳時代の本格的な金堂が復興しました。

見どころ
金堂内の白大理石須弥檀(しゅみだん)上の中央に薬師瑠璃光如来、向かって右側に日光菩薩、向かって左に月光菩薩(がっこうぼさつ)がお祀りされています。薬師三尊はまばゆいばかりの姿をされていて、まさに浄瑠璃浄土の世界です。薬師如来の台座には、奈良時代における世界の文様がひとつにまとめられています。一番上の框には、ギリシャの葡萄唐草文様、その下にペルシャの蓮華文様が施されています。さらに各面の中央には、インドから伝わった力神(蕃人)の裸像が浮彫りされ、下框には、中国の四方四神(東に青龍、南に朱雀、西に白虎、北に玄武)の彫刻がされています。
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金堂の仏様は白鳳時代の薬師三尊像です。薬師如来は医王如来ともいわれ、医薬兼備の仏様です。人間にとって一番恐ろしい「死」を招くものは病気です。体の自由がなくなるのも病気なら、身の不幸や心の病も病気です。欲が深くて、疑い深くて、不正直で、腹が立ち、不平不満の愚痴ばかりいう、これはすべて病気です。応病与薬(おうびょうよやく)の法薬で、苦を抜いて楽を与えて下さる抜苦与楽(ばっくよらく)の仏様です。そのため人々に仰がれ、頼られ、親しまれていらっしゃいます。