首里城の南側に位置しており、穏やかな丘陵地が広がる大陸的な風景を望めます。京の内の片隅に、洞窟があります。琉球を最初に統一した第一尚氏は、第二尚氏でのクーデターにより滅亡します。そのクーデターの際に、王妃と乳母は、子を守ろうと城内の真玉森に逃げ隠れましたが、見つかってしまい、王妃、子とも殺され首里城の崖下に投げ捨てられたと伝えられています。その王妃たちが逃げ隠れた真玉森が、この洞窟ではないかと言われています。
首里城の聖域として知られる京の内エリアはパワースポットとしても知られています。昔は場内最大の重要な拝所、祭祀空間であり、神女たちによる儀礼が行われていた所でした。王家繁栄、航海安全、五穀豊穣等を祈っていたと言われています。京の内ガジュマルが生き生きと生い茂り、力強さやたくさんの神様が集まっている感じが得られると思います。スピリチュアルも感じながら首里城が持つパワーを頂く事も出来、360度様々な風景が楽しめるビュースポットとしてもお勧めです。
参加した日はあいにくの雨降りでしたか、ガイドさんが屋根のあるポイントで説明してくださって配慮いただきました。私は那覇まちまーいの首里城は2回目の参加でしたが、ガイドさんによって説明のポイントが異なるのがまた興味深く今回も勉強になりました。