沖縄では焼物のことを「やむちん」と呼び永く愛用されてきました。もともとは那覇の壺屋に多くの焼き物が軒を並べており、そちらは現在でもやむちん通りと呼ばれていますが、近年、住宅が密集してきた事もあり焼き物を焼く環境に無理が生じたため、やむちんの里へと移ってきました。現在は何軒もの工房が立ち並び観光客も増えています。大量生産の工場製品とは違い、すべてが一点もの。職人による伝統の技術は後世に受け継がれ、大切に守られています。
赤瓦の建物が、青い空と緑に囲まれている自然豊かな風景に胸を打たれます。やむちんを焼く登り窯の迫力も是非体感してください。職人が汗をかきながら真剣に立ち働く姿には感動を覚えます。人間国宝・故金城次郎さんの長女宮城須美子さんの宮陶房はポップで可愛らしい絵柄が多く、女性に人気です。その他約15の工房で作品の展示・販売を行っています。全てが一点物ですので、お気に入りの品を探して見て下さい。
楽しいおしゃべりと窯元さんでのおもてなし感激です。
観光本片手のやちむん通りでは絶対行きつかない路地歩き楽しかったです。